歯科医師の過剰問題

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歯科医師の過剰問題現在、歯科業界で大きな問題となっているのが歯科医師の過剰です。簡単にいえば歯医者が多すぎて供給過多になっているのです。


この問題は具体的なデータでも明らかになっています。たとえば1年間の医学部の卒業者数は年間7500~8000人程度、それに対して歯学部は3000人前後。医学部はすべての診療科目を含めての数字ですが、歯学部単独でのこの数字がいかに多いかがわかります。なお、国家試験の合格者は2000人強。毎年2000人以上の歯医者が毎年誕生しているわけです。


もっとわかりやすいデータもあります。それは全国の歯科医院の数。6万軒ともいわれています。これはコンビニエンスストアの1.4倍ともいわれる数字。実際駅周辺を歩き回ると何軒もの歯科医院を見つけることができるでしょう。コンビニの多さと比較してもその過剰を容易に読み取ることができるはずです。

過剰になるとどうなるか、当然「余る」歯医者が出てきます。せっかく試験に合格して歯医者になったのに仕事がない、非常勤であちこちの歯医者で働くことも多く、不安定な就業環境のうえ、少ない収入を強いられるケースも見られます。また念願かなって開業したはいいものの、思ったような経営ができず、破綻に追い込まれてしまうケースも。年間5000軒以上が廃業しているというデータもあります。


こうした過剰問題は歯科業界の不安定化にも結びつくだけに、今後の改善が求められています。わたしたち患者が治療を受ける環境にもつながる問題だけに、できるだけよい形で改善していってももらいたいものです。